洗剤のいろはー洗剤の選び方、使い方ー

2020年11月15日

スーパーなどには多くの洗剤が陳列されていますよね。
何を基準に選ぶといいのか分からないのでとにかく買ってみたら、
メーカーが違うだけで効能が同じ!
使いかけの洗剤が増えて困ってしまった…
そんなお悩みはございませんか?
今回は洗剤選びの基本をご紹介します。


基本は中性洗剤でOK!

日々のお手入れで汚れを予防していれば、強力な洗剤はほとんど必要ございません。

また、酸やアルカリの洗剤を使用すると、材質を傷めてしまうことがあるので注意が必要です。

材質を傷めないようにマイルドなものから試すようにするとともに、
洗剤分が残ると変色やシミ、割れの原因になるため洗剤分は残さないように心がけましょう。

4種類の洗剤を使いこなそう!

洗剤は大きく分けて4種類。
この違いをおさえるだけで、洗剤が選びやすくなりますよ☆

  1. 中性
    ・台所用洗剤、住居用洗剤など。基本は中性洗剤

  2. (1)弱酸性
    ・汚れの種類・・・湯アカ、軽い石鹸カス、こびりついた石鹸カス、水アカ

    (2)酸性

    ・酸性洗剤やクエン酸の酸性洗剤は水垢、石鹸カス、尿石などに。
    ・ちなみに、大理石は酸に極めて弱く、溶けてしまうので使えません。

  3. (1)弱アルカリ性
    ・重曹などが該当します。
    ・皮脂の汚れ、タバコのヤニに効きます。
     カーペットのナチュラルクリーニングにも。
      表面が黒ずんだりするため、アルミ製品はNGです。

    (2)アルカリ性
    ・アルカリ洗剤、塩素系漂白剤は、しつこい油汚れに使いましょう。

  4. クレンザー
    ・研磨剤が含まれており、細かい粒子で頑固な汚れを落とします。
    ・素材は選びますが、タイル目地の頑固な油汚れなどには効果的です。  


「混ぜるな危険」

「塩素系のもの」と「酸性タイプのもの」が混ざると、有毒な塩素ガスが発生して非常に危険です。

ご使用の前に洗剤ラベルに表示されている「使用上の注意」をよくお読みください。

~LIXIL 毎日やりたい水まわりのお手入れ P.47 参照~

ももちゃん