住まいの害虫対策-ゴキブリ

2023年6月15日

家の中の不快な虫といえば、一番に挙げられる虫ではないでしょうか。
1匹見つけると、その後何匹も出てくる可能性があります。
被害としては、サルモネラ菌などの病原菌を媒介します。
また、かじって電子回路を故障させることもあります。

★ゴキブリの好きな環境★

キッチンでの遭遇が多いと思いますが、それもそのはず。
ゴキブリたちは台所の生ごみや食べ物のくずがある場所がお気に入り。
特にパンや油が好物です。
キッチンという聖域を荒らされないためには、台所の流し・魚焼きグリル・トースター周辺などは、いつも清潔にしておくことが大切です。

★潜んでいるよというサイン★

(1)小豆より少し大きめの豆粒

卵鞘といって、ゴキブリの卵です。
1つの卵鞘からたくさん生まれてきますが、卵の状態では殺虫剤が効かないことがあります。
卵鞘を見つけたら潰してトイレに流しましょう。見つけた場所の消毒をするのも忘れずに。

(2)1㎜ほどの黒い小さな塊

黒い小さな塊はゴキブリのフンの可能性があります。
ゴキブリのフンにはフェロモンが多く含まれ、仲間を集めてしまいます。
フンを発見したら、フンを捨てて、フンがあった場所を洗剤でよく拭きましょう。

★駆除★

ゴキブリについては、殺虫剤が多く出回っているので発見したら殺虫剤です。
潜んでいるゴキブリに対しては、粘着シート(捕獲機)や毒餌を使うとよいでしょう。
粘着シートは捕獲されたゴキブリが中に入っているので、処分が嫌な方には毒餌をお勧めします。
その他、燻蒸という方法もありますが、卵は先ほど述べたように燻蒸で死なない可能性があります。
燻蒸の場合、期間を空けて再度行うのが理想です。

★タイミング★

ゴキブリの最盛期は6月頃~ですが、その時にはすでに大量発生しています。
姿を見たくない、という方は春から毒餌を仕掛けておくのが効果的です。

ももちゃん