2025年5月1日
家庭菜園といえば、やっぱり夏野菜ではないでしょうか。
ピーマン、茄子、トマト、キュウリ、オクラ…いろいろありますね。
ちなみに、ピーマン、茄子、トマトは同じナス科の植物なので連作NGとされています。
私は違う野菜であればいいと思い込み、トマトとピーマンを繰り返して育てていました。
収穫量は例年少なかったですが、土を気まぐれで入れ替えることもありましたし、夏の暑さが酷すぎてトマトに限らず全て枯れた年もあります。
文献によっては、連作によって強くなるという説も紹介されていますが、実際はどうなのでしょうね?
詳しく教えてくださる方がいらっしゃいましたら、嬉しいです。
露地栽培できる庭があるなら、サツマイモは育てやすいといわれています。
やせた土地でも、あまり世話をかけることなく育ってくれる優秀な野菜です。
サツマイモとは違いますが、以前母が、少しだけ露地栽培のできる場所でヤーコンを育てました。
すると、我が家では今まで味わったことのない収穫量に感動しました。
しかし! 野菜作りベテランの知り合いは、うまく育てられなかったというのです。
もしかすると、土の性質などが影響したのかもしれません。
奥が深いです。
なお、生えている雑草が、土の状況を示す一つのバロメーターになっています。
土の状態は、PH(ペーハー。酸性、アルカリ性の程度を表す単位の一つ)のほか、日当たり、土の乾燥具合など、多くの要素が絡み合っています。
生えている雑草を調べることで、土の状態がざっくりと判断できます。
土の状態から、育てる作物を考えてみるのも面白いかもしれませんね。
初心者向けの夏野菜セットは、時期になるとホームセンターで売られています。
基本は、鉢・土・支柱・苗のセットで、一から始める方におすすめです。
苗は、茎が太くてしっかりしているものを選びます。
また、ナスなどは接ぎ木苗が丈夫で育てやすいといわれています。
一番大切なことは、苗が大きくなるのに適した時期を逃さずに買うことです。
なぜなら、私が何度も失敗した経験を考察した結果、近所で野菜を育て始めるのを見て、今年もやろうかとのんびり始めることが失敗の原因ではないかと思い至ったからです。
ホームセンターで野菜苗を扱い始めてから1ヶ月くらいの間に購入することが理想なのかなと思いますが、実際に育てる野菜の性質を調べてから検討してみてください。
土は、元肥入りのものを購入していれば、そのまま植え付けできますよ!
夏野菜といっても、種類が多いので、今回はトマトを少しだけ紹介します。
トマトは雄花・雌花がないので、1株からでも気軽に育てられますよ!
一般的な育て方は一本立てで、脇芽を取って一本の幹に仕立てます。
うまく育つと身長よりも高くなるので、風で倒れないように支柱を立てましょう。
風や虫の移動などで授粉するため、人工授粉は必要ありませんが、気になる方は花の近くの枝を軽くトントンと揺らしてください。
追肥は2週間に一回のペースが基本ですが、栄養過多などの症状が見られたら調整しましょう。
なお、実ができてから赤くなるまでに時間がかかって不安に感じる方がいるかもしれません。
トマトの実が赤くなるには、積算温度というものがおよそ1000℃必要です。
気温25℃の日が40日で1000℃です。
つまり、実ができてからおよそ1ヶ月かけて赤くなるということです。
実ができ始めたら、1ヶ月後くらいの収穫を夢見てください。
ゴールはもうすぐです!